![]() | 酒の席で、あるアイルランド人の友人がぼくに問いかけた。 「日本の政治について教えてくれ」 実はそのアイルランド人、別の日本人に同じ質問をしたことがあるのだけど「私は知らない。彼なら詳しいと思うよ」と言われて、それでぼくに聞いてみたのだそうだ。 |
日本人はどうして母国の政治や歴史のことを知らないのか?
と疑問に思ったという。それはぼく自身が歯がゆく思っていることでもある。
「”日本は過去に悪いことをした”と学校教育で教えられているから、自分の国に自信がなく、勉強したがらない人が多いんだよ」
と答えてみた。すると彼の意見はこうだ。
「過去がどうだったかなんてことは関係なく、国民は母国の政治や歴史について多く学び、各自の意見を持つべきだ。歴史は”こういうことをすると、こうなってしまう”という教訓の宝庫であり、未来への指針でもある。政治は政治家だけに任せていればよいというものではなく、国民一人一人が監視すべきものだ。国民一人一人が政治と歴史を学び、個人個人が意見を持たないと、活動的な少数派に国を牛耳られてしまう危険がある。そうなると世論も曲げられ、過去も曲げられ、国を牛耳った少数派にだけ都合のいい国になってしまう。沈黙する多数派は、活動的な少数派の前には、存在しないも同然。政治への無関心は罪だ」
多少はぼくの解釈が混じってるかも知れないけど、大意はこんな感じ。そして、それはぼくが常々思っていたけどうまく言葉に出来ない内容だったので、それをすらすらと口にした彼に感動した。日本の投票率の低さって、異常だよね。なんとかしたいんだけど、なんとかできないかなぁ。







